店頭受付と配達 北岡繁
Q:質問
学生の頃はどんな仕事をしたいと思っていましたか
A答え
機械関係の仕事がしたいと考えていました。昔から工具を使い自転車を直したり、大学でも先輩たちと一緒に自動車部を設立して学生フォーミュラに参加するための車両の製造に携わったりもしました。最初の就活でも機械設置が主な業務の大阪のゼネコンに就職したのですが、案外書類関係の作業が多くて…。できるだけ現場にいたいなと考え、転職を決めました。
Q質問
サトー産業に入社するきっかけは
A答え
長年サトー産業に勤めている父親の勧めがきっかけです。その際、子どもの頃によく父親に連れられ、会社に遊びに来ていたのを思い出しました。倉庫にいろいろな工具や資材があり、それを見てわくわくしていました。今も物流部署に所属していて倉庫内での作業が多く、毎日が楽しいです。
Q質問
どんな商材を取り扱っているんですか
A答え
ネジやボルト、配管、工具から、継ぎ手などのプラント用資材、産業機械に省力化機械などさまざまな商品を取り扱っています。在庫として倉庫には200種類、取り寄せも含めると300種類以上は取り扱っていると思います。例えば、ネジは指先ほどの小さいものから30cmもの大きなものがあり、サイズ違いを考えると取り扱い点数はきりがありません。製紙メーカーや紙加工メーカー、そのメーカーで使う機械を製造する会社向けに販売しています。
Q質問
今の仕事内容を教えてください
A答え
既存のお客様から注文があった商品を倉庫から探し出し、工場などお客様の指定するところにお届けします。倉庫にはたくさんの商品を陳列しているので、最初はどこにどんなものが置いてあるのか、場所を覚えるのが大変でした。ですが、自分の興味のあるものなので自然と覚えていきましたね。
配達は1日に10時出発と15時出発の2便あります。配達担当は私を含め3人。私は、四国中央市の東部地区を任されています。注文はボルト1本からでもお届けします。配送料は掛かりません。こうした細やかな対応が当社が選ばれ続けている理由の一つではないかと思います。多い時で1日に40ヵ所を回ることもあります。
Q質問
40ヵ所ですか。間違ったり、道に迷ったりしないのですか
A答え
最初は間違った商品をお届けしたこともありましたが、今は2度、3度チェックを重ね間違えないように気を付けています。お客様はすぐに必要だから頼んでいるということを忘れずに、忙しい時こそチェックを怠らないよう心掛けています。道を覚えるのが得意で、地元ということもあり迷ったりはしません。
Q質問
サトー産業の強みは
A答え
先ほども言いましたが、きめ細やかなサービスが強みだと思います。物流の専門部隊を配置して1日2便、定期的に配送を行っている会社は、この地域の同業他社にはいないのではないでしょうか。加えて、商品の在庫数が多いことで、必要な時に必要なものを必要なだけ供給できる体制を整えています。
Q質問
社内の雰囲気はどうですか
A答え
上下関係がなく、親しげな口調で話せるのがいいです。そうした雰囲気なので、言いたいことも言い合え、悩みも相談しやすいと思います。また、個人の裁量で進められることがたくさんあります。例えば、在庫のレイアウトは、物流担当の意見のみで変えています。
Q質問
これからチャレンジしたいことはありますか
A答え
チャレンジになるかどうかはわかりませんが、たくさんある商品在庫をいかに効率よく管理して配達するかが課題になっています。物流部署だけでは解決できないとは思いますが、できれば私が中心となって取り組みたいと考えています。
Q質問
休日はどう過ごしていますか
A答え
バイクでツーリングに行きます。四国内を周ることが多いです。乗っているのがBMW社の「R100RS」という40年前のビンテージバイクなので整備も良くしています。工具類が簡単に購入できるので助かっています(笑)
Q質問
就活をする学生にアドバイスを
A答え
自分がやってきたことで、人に話せる「ネタ」を作ってください。私の場合は自動車部でした。学生フォーミュラという大会に出場するためいろいろな会社を巻き込んで活動しました。勉強でも遊びでもなんでもいいのでネタを作るとそれが武器になると思います。迷った時には自分一人で悩まずに先生や友人、家族など周りの人に相談してください。
Q質問
ズバリ、サトー産業に向いている人は
A答え
社員は皆、個性があるので、臆せず我を出せる人がいいかと思います。